概 要
CT室専用に開発したドアインターロックシステムです。
CTの回転部分の動作を検知して、出入り口のドアをロックします。
長時間使用してもマグネットの焼き付き等は一切ありません。
停電時には自然にロック解除されます。
動作の検知はクランプ式の電流センサーを使用していますので、システムの改造なしにすぐに使用できます。
CTだけでなく、他の機器への応用も可能です。
現在、CTメーカー殿に採用されている他、海洋科学センター殿の地球深部探査船ちきゅう号に搭載されているCT室にも採用されました。
ドアインターロックシステム仕様 | |
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電源電圧 | AC100V |
適合ヒューズ | AC125V 1A 20mm 5φ ガラス管 |
マグネットロック動作電圧 | DC24V |
ロックオフタイマー動作時間 | 約15分間(固定) |
外形寸法(mm) | W D H |
コントロールボックス | 130 × 190 × 255 |
マグネットロック | 65 × 60 × 170 |
重量 | |
コントロールボックス | 2.5kg |
マグネットロック | 1.1kg |
基本動作 | |
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CTの回転駆動モータの電流を検知し、CT室の出入り口のドアに取り付けたマグネットロックを動作させる。ロックオフタイマーを使用することにより、15分間はインターロックがかからない状態にすることができる。ロックオフタイマーはCTの調整時や、通常作業中など一時的にインターロックを解除したい時にオペレータの判断で使用出来、その後の復帰忘れを防止出来る。 |